2011-01-01から1年間の記事一覧

オスカー

ギャスパー・ノエ監督「エンター・ザ・ボイド」を観た。ドラッグディーラーの主人公の主観映像で物語は進んでいく。果たして物語といっていいのか分からないけど。ドラッグ、セックス、輪廻をテーマにしているらしく、観客に疑似幻視体験させることに力を入…

オレンジ

日本推理作家協会編「スペシャル・ブレンド・ミステリー謎004」読了。 京極夏彦が選んだ短編ミステリー集。連城三紀彦の「黒髪」が良かった。他のは特筆すべきものがなかった。堺雅人著「文・堺雅人」読了。 文章が練られており、それでいて読みやすくとても…

ダクト

テリー・ギリアム監督「未来世紀ブラジル」を観た。 テリー・ギリアム炸裂。大好きな映画の一つになりました。

ストライク

ポン・ジュノ監督「母なる証明」を観た。素晴らしい。韓国映画のレベルの高さ。

ライト

リッキー・ジャーヴェイス、マシュー・ロビンソン監督「ウソから始まる恋と仕事の成功術」を観た。 ウソという概念がない現代が舞台で主人公は初めてウソを発見する。っていうストーリー。薦められたので観たのだけど、普段なら絶対に観ないタイプの映画だっ…

Ω

平山夢明著「独白するユニバーサル横メルカトル」読了。 スプラッターな描写が壮絶で読み終わるのに時間がかかった。読みながら昼ごはんを食べていると味覚がおかしくなりそうだった。というか、味がしなかったので、既におかしかった。短編だったけど、それ…

斑鳩。

中島哲也監督「告白」を観た。ほぼ完璧な映画じゃないかと思う。見せ方という点において。日本映画の目指すべきはこのあたりじゃないだろうか。

食紅。

唐沢俊一著「裏モノの神様」読了。読む本がない時の備蓄として、買っていた本。唐沢俊一の知識量に詠嘆。だから何だという知識ばかりだけど。 サタミシュウ著「ご主人様と呼ばせてください」読了。 官能小説だけど、ストーリーが面白かった。オチは前作に比…

骨子。

ジム・ジャームッシュ監督「リミット・オブ・コントロール」を観た。 面白くなかった。深読みさせたいってことだけは分かったけど…。料理の匂いだけ嗅がされて、味は客の想像力次第と言われても、困る。これを素晴らしい料理だと絶賛する様な奴とは友達にな…

諧謔モーター。

綾辻行人著「十角館の殺人」読了。面白かった。マーティン・スコセッシ監督「シャッターアイランド」を観た。どんでん返しまでもう少し何かあればよかったと思う。『どんでん返しがありますよ』的な予告がないと成立しない内容。ジャブなし、一発狙いのボク…

USロボット社

佐々木詳太監督・穴吹一朗脚本「神様ヘルプ!」を観た。微妙!あと1つだけでも大仕掛けがあれば面白くなってたと思う。舞台作品を映画化したらしいんだけど、舞台の方がサイズ的に合ってる気がする。何のサイズかは分からんけど。

静止衛星

奥秀太郎監督「USB」を観た。全体の雰囲気が良かったからこそ、雰囲気モノで終わらせてしまうのは惜しい。涼宮ハルヒの「God knows…」のイントロが良い。

サイコパス

道尾秀介著「シャドウ」読了。 道尾秀介、面白い。今のところハズレがない。

双ヶ丘ブレンド。

テレビを観ていたら、また田崎真也が妙なものを食べさせられていた。別の形のリアクション芸だと思う。「ノン子36歳(家事手伝い)」を観た。映画芸術が選んだ2008年のベストテンだったらしいけど、イマイチ。映画芸術って、キネマ旬報と対極にあるような雑誌…

アルファベットチョコ

脳に靄がかかっているように頭が冴えない。田口ランディ著「コンセント」読了。

裏浦島。

幽遊白書、全巻再読了。ジャンプの王道、異能系バトル漫画のイメージが強かったけれど、読み返してみるとかなり邪道でイッてる漫画だった。素晴らしいとしか言いようがない。太田光著「マボロシの鳥」読了。「パラレルな世紀への跳躍」に収められていた短編…

無題

年末年始特番が好き。「吉凶 未分 末大吉」、これで「よしあし いまだわからず すえだいきち」と読むそうだ。これが僕の今年の運勢だそうだ。伊集院光の深夜の馬鹿力、面白い。エッセイも好きだ。終わるなって思う。終盤読んでる最中、終わるなって思う。良…