ショートショートコンテスト

小説現代10月号ショートショートコンテストの、今月の予選通過者に美濃硝子という僕のペンネームが載りました。(せっかくだから本名で応募しといたらよかった…)予選通過10編中5編が優秀作として掲載されるので、あと一歩というところでしょうか。そのあと一歩がデカイのだろうけど。
友達が遊びで小説を書いているということで僕も書いてみようと書いてみたものなので、大した思い入れみたいなものはなかったのですが、落ちたら落ちたでとても悔しい。予選通過者の欄に名前が載ってなかったらこんなに悔しくはなかったのでしょうか。ショートショート処女作で予選通過したのだから上出来だと言い聞かせるたびに、逃した魚の大きさに気づいてしまって悔しくなります。もう一作書いてみようかな。今度はもっとマシなペンネームで。

上橋菜穂子著「狐笛のかなた」読了。

イメージを喚起させる筆力が凄まじい。その凄まじさは凝り固まった小難しい表現によるものではなく、素朴で平易な文章に由来している。硬質なペンではなく、軽やかな筆で書かれたような小説。とても好きな小説になりました。

原田宗典著「0をつなぐ」読了。

高校生に読んでいたもので、原田宗典が逮捕されたニュースでもう一度手にとる気になった。ぞわぞわとする感じを思い出せて、良かった。エッセイはバカバカしいのに、短編はやや病的な感じで、好きです。

村山由佳著「天使の卵」読了。

小川洋子著「薬指の標本」読了。

新潮社ミステリーセラー編集部編「Mystery Seller」読了。

綾辻行人著「どんどん橋、落ちた」読了。

まだいろいろとあるけれど面倒になってきたので、また今度書こうと思う。