2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

烏龍

本谷有希子著「江利子と絶対 本谷有希子文学大全集」読了。本谷有希子けっこう好きです。

ブラスター・ワン

キャスリン・ビグロー監督「ハート・ロッカー」を観た。静の表現で作られた戦争映画。細やかな描写なんかは女性らしさを感じたけど、兵士の泥臭さも滲み出ていた。秀作。森見登美彦著「きつねのはなし」読了。面白かったけど、やはりこの人にはこじらせた青…

ビタミン

今敏総監督「妄想代理人」を観た。面白かった。虚構の混ぜ方が今敏っぽくて良い。

マグナス

パク・チャヌク監督「オールド・ボーイ」を観た。主演のチェ・ミンシクが時折、三又又三に見え、また時折、ジャッキーチェンに見えた。良い映画でした。

クリスピー

スピッツの「ソラトビデオCOMPLETE 1991-2011」が届いた。観た。20年分のミュージックビデオが収められている本作、順に観ていると(正確に時系列順に収められているわけじゃないけど)、恥ずかしい映像が中にはある。もちろん時代性によるもので、だ。 基本カ…

カルビー

今敏監督「千年女優」を今更、恥ずかしながら、観た。とても良かった。すげー良かった。平沢進も良かった。単調な電子音って映画のBGMとかにも合うと思う最近。

ナトリウム

舞城王太郎著「煙か土か食い物」読了。「虐殺器官」の印象が強過ぎて、評価基準がブレてるのかもしれない。ジャンルは全然違うけど、やっぱり虐殺器官のような正統派の地肩は強い。「煙か土か食い物」の独特な筆致も、無力化してしまうようなシャープな屈強…