2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ターセム・シン監督「ザ・セル」を観た。アニメや映画監督がたびたび精神世界をテーマにするのは舞台美術や綺麗な映像を詰め込みやすいからじゃないかな。そんな監督の映像フェティシズムがこの映画でも。トニー・スコット監督「エネミー・オブ・アメリカ」…
ティム・バートン監督「スリーピー・ホロウ」を観た。このファンタジー感たまらん。ファンタジーって不思議なもんで、作り物感が異世界の世界感の構築を助けることがあると思うんです。SFに出てくる宇宙船が作り物っぽかったら、世界感を崩しかねないと思う…
マシュー・ボーン監督「キック・アス」を観た。これはオタクの映画だ。 ラノベのヒロインの設定によく出てくる戦う女の子、汚い言葉遣い、ズレた感覚、凄惨な過去、ロリ。全部がヒットガールに凝縮されている。 クロエ・グレース・モレッツの虜になりますよ…
佐藤勝彦監修「『量子論』を楽しむ本」読了。 アニメ「エンジェルビーツ」を観ました。
横山秀夫著「ルパンの消息」読了。思わずキャスティングを考えてしまう程キャラクターが立っていて面白かった。
バンクシ―監督「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を観た。ドキュメンタリーなんだけど、見事なシークエンスであれよあれよと商業的アートの軽薄さやバカバカしさをつまびらかにしてる。グラフィティアートの本質である単なるヴァンダリズムではない…
ダーレン・アロノフスキー監督「π(パイ)」を観た。BGMにテクノ音楽が使われているのもいい。この監督、ブラックスワンの監督なんですね。なるほどサイコスリラーがお得意なのですね。
スティーブン・スピルバーグ監督「E.T.」を観た。やっぱり面白い。「E.T.」観返してから「スーパー8」観るとさらに楽しいと思います。
J.J.エイブラムス監督「スーパー8」を観た。色々批判されてるんでしょうし、ツッコミどころがないわけではないけど、諸々の映画的表現もオマージュも全部ひっくるめて、映画なんだよっていう開き直り、向き合い方が潔くて、好きでした。The Knackの「My Shar…
伊藤計劃著「ハーモニー」読了。傑作。特筆すべきはあれだけの世界感を360ページ余りで構築してみせたこと。構築と深化とを同時にこなしながら進行していく様は、宙に橋を掛けながら空を歩いていってるようであります。