オレンジ

日本推理作家協会編「スペシャル・ブレンド・ミステリー謎004」読了。
京極夏彦が選んだ短編ミステリー集。連城三紀彦の「黒髪」が良かった。他のは特筆すべきものがなかった。

堺雅人著「文・堺雅人」読了。
文章が練られており、それでいて読みやすくとても良かった。鼻につかない絶妙な距離感で書かれていたと思う。それはモテるだろう。

トーマス・アルフレッドソン監督「ぼくのエリ」を観た。
スウェーデン映画。12歳のいじめられっ子の少年が隣りに越してきた12歳の少女に恋をする。しかし、少女はヴァンパイアだった―。といった設定。雪景色と滴る血のコントラストが鮮烈で、白肌金髪の少年も可愛かった。なぜホラーコーナーに置いてあったのかが謎だ。