貫井徳郎著「ミハスの落日」読了。
ミステリー短編集。すべての作品の舞台が海外で統一されているけど、海外じゃなかったら月並みな作品だと思う。
福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」読了。
普段ならすぐに飽きてしまう新書だけど、これは完読できた。分子生物学の話だったので、少し読んでは、ページを繰り戻し、読み返す、まつり縫い的な読み方で読み進めたから時間は掛かったけど、それ以上に面白さが勝って、苦ではなかった。文学的でいて、エンターテイメント性に富み、叡智に満ちていた。最高でした。
劇団ひとり著「そのノブは心の扉」読了。
週刊文春のコラムをまとめたもの。文章も内容も凝っていて面白かった。