鶏ハム

ティム・バートン監督「アリス・イン・ワンダーランド」を観た。

真摯に、不思議の国のアリスをリメイクしてるな、と。
赤の女王が不憫。

ナイト・M・シャマラン監督「ヴィレッジ」を観た。

嫌いでも、好きでもない。

フランソワ・オゾン監督「スイミング・プール」を観た。

結構好き。

ニッカ

デヴィッド・フィンチャー監督「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきた。

原作面白かったし、デヴィッド・フィンチャー好きだし、観ない選択がなかったです。オープニングに移民の歌を使ってる時点でこの映画はもう勝ってます。人物相関図がごちゃごちゃしてるので、原作読んでから行った方がいいです。もしくは公式サイトの人物紹介を粒さに読んでから。読んでいても混乱するだろうけど。ルー二ー・マーラに惚れた。

桜庭一樹著「少女七竈と七人の可愛そうな大人」読了。

見得の切り方がとても上手い。そのお陰で、だらけない。面白い。

coulomb

長沢樹著「消失グラデーション」読了。

面白かった。ライトノベル的な台詞回しやキャラクターが魅力的で、鮮やか。装丁も好きです。ただ一つだけ引っ掛かるところはあるけど、決して作品の良さを落とすものではないかと。体操競技の着地で踏み出してはないんだけど、頑張って耐えてる様子。減点対象ではないけど、個人的な印象として引っ掛かるといった感じ。

二ール・ジョーダン監督「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を観た。

ヴァンパイアがインタビューで過去200年のことについて語るっていう趣向の映画。回想で展開していくんだけど、インタビュー(現在)と回想(過去)の結びつきが希薄過ぎて、面白い設定なのに残念。スラムドッグミリオネアみたいに強引でもいいから結びつきが欲しかった。

M・ナイト・シャマラン監督「サイン」を観た。

妻を事故で亡くして、神への信仰心を失ってしまった元神父、喘息持ちのその息子、水に敏感で「汚染されてる」「埃が入っている」「髪の毛が入っている」と、コップを次々に代える娘、元パワーヒッターの叔父が暮らしているとうもろこし農場に、ある日、ミステリーサークルが現れる。世界中で次々と目撃されるミステリーサークル、UFO、宇宙人。何かが起ころうとしている。これは宇宙人が侵略してくるサインだ。ってなわけで、宇宙規模の問題を家族単位で描いてる稀有な映画。様々な偶然が絡み合って奇跡が起きるって結末なんだけど、誰もケチを付けられないんじゃないかな。完璧って意味じゃないんだけど、神を信じられなくなった元神父が神の存在を認めざるをえないような出来事に遭遇するってストーリーだから。かなり強引だけど、神を認めざるをえないような出来事が起きないと成立しないんだから。僕は結構好きです。ただもうちょっと煽りが欲しかった。

怪獣。

宮部みゆき著「火車」読了。

このミスの20年間のベスト・オブ・ベストなんだそうなんだけど、トリックの秀逸さというよりも緻密に描かれた人物や社会問題を孕んだストーリーなんかが評価されているんだと思う。面白かった。

殊能将之著「ハサミ男」読了。

面白かった。


ミステリばっかり読んでる。特に叙述トリックもの。ミステリ以外も読みたい。